2023.07.10
こんにちは。おしょぶ~^^/です。
みなさんも記憶に残っている事件ではないでしょうか?
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体が不自由な妻を海へ突き落として殺害したとして、殺人罪に問われた被害者の夫である男性(81)の裁判員裁判の初公判が7月5日に開かれました。
【検察側】
検察側は冒頭陳述で、1982年頃に脳梗塞(こうそく)を発症して左半身不随となった照子さんの介護を自宅で続けてきた藤原被告は、事件1か月ほど前から「施設に入所させるくらいなら、殺害してしまおう」と決意したと指摘。事件については「長男に会いに行くとうそをついて連れ出し、悪質で結果が重大だ」と訴えた。
引用元
https://news.yahoo.co.jp/articles/597011f6e13aeb0f38d7a6088c3cd1d1facbfe1d
【弁護側】
弁護側は、40年にわたって献身的に介護をしていた藤原被告は将来に不安を募らせるなか、長男らに照子さんを施設に入所させることを提案されたが、「自分が最期まで面倒をみる」と反対していたと主張。藤原被告は照子さんを殺害後、長男に「自分も飛び込もうと思ったが、死にきれなかった」と説明していたとして、情状酌量を求める方針を示した。
引用元 同上
今から書くことは筆者の個人の見解です。
これね、検察側の言う事も・弁護側の言う事も合っているんです。
世の中に真実は一つしかなくて、この事件に関しては事実関係の争点は1つもありません。
真実は1つだけども、見る立ち位置で見え方が違う…その代表例みたいな事件です。
筆者は介護を初めて10年にはなりますが、本当に厳しい介護に直面していたのは5年間ぐらいです。
この容疑者の男性は、厳しいレベルの介護を40年やって来たワケで、周りの想像を超える経験をしていると思います。
そしておそらく男性は、全てを一人で抱え込んでしまうタイプ…この事情を汲んでくれ!これが弁護側です。
とは言え、殺しちゃダメでしょ!罪もちゃんと償わないと…これが検察側です。
両方の言う事がまともで合っている裁判ほど悩ましいものはありませんね。
判決は7月18日です。
ではまた次回です。by おしょぶ~
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