2019.06.29
今回のテーマは「兵庫県明石市に「ひきこもり支援課」新設(7月1日より)」でお送りします。
兵庫県の地方都市の話ですが、これ全国的な問題なので、取り上げさせて頂きます。
もう、当ブログの読者様に「8050問題」の説明は、要らないでしょうが、ざっくりと…
若い時に「引きこもり」になったまま、何も解決せず時が過ぎ、当人は50代・親は80代になり、親が天命を全うした後に当人の生活が成り立たない(年金が無くなる)とかの問題です。
まぁ、厳しい人から言わせれば、勝手に引きこもって親が死んで金が無いから、助けてくれ?…そんなの知るか!って問題ですが…
兵庫県明石市は28日、引きこもりの人に精神保健福祉士ら専門資格がある職員が対応する「ひきこもり相談支援課」を7月1日に新設する、と発表した。保健所内に専門組織をつくり、親が80代、子どもが50代になって生活が困窮する「8050問題」などの解決を図る。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201906/0012468509.shtml
スポンサーリンク
これね、「そんなの知るか!?」って言う人の気持ちは本当によく分かるのですが、社会としては当人を飢え死にさせるわけにも行きませんよね。
でも、状況は厳しいのです。
- 単純に考えて、子供が働かない状態で老後も親が養っているので、あの2000万円調査ではないですが、ただでさえ足りない年金生活ですから貯えを子供にさして残してやれない現実。
- 一方、子供(と言っても、おじさん・おばさんですが…)も、良くて国民年金(親が掛け金を払っていた)・普通に考えれば無年金と言う現実。
となると、納得出来ない人も多いでしょうが、最後は「生活保護」で社会が助けないと仕方ない…
なので、なんとか今のうちに自立して、働けるものなら働いて頂きたい!ですね。もちろん、何らかの理由で心身を病んでいるのなら、まずそれを治して頂く事からですが。
では、また次回です。by おしょぶ~
スポンサーリンク