2017.03.06
おはようございます。
今日のテーマは「国民健康保険実質赤字額2843億円!2015年度分、厚生労働省発表」でお送りします。
厚生労働省は2月28日に2015年度の市町村が運営する、国民健康保険の財政状況を発表しました。
【2843億円の赤字】
赤字の穴埋めをする市町村の一般会計からの、繰入金を除いた実質赤字の数字になります。2843億円の赤字でした。(対前年243億円減)
政府は慢性的な赤字解消の為に、国民健康保険の運用を2018年度から都道府県に移管する計画を立てています。その上、公費を投入して支援を拡充し、財政基盤の安定させる腹づもりです。
【現実はかなり厳しい】
上記の数字で、対前年243億円減と書きました。嘘ではないのですが、裏があるのです。まず、財政支援として1700億円の公費が投入されています。その上、算定基準の変更が2015年度からありました。旧基準で計算すると3274億円で増加している事になります。
(^^;え!?、じゃ、なんですか?1700億円別でお金を突っ込んで、今までの計算式でやったら188億円の増!公費の投入がなければ1888億円の増!ってこと??
酷いですね。
では、また明日です。
by Oshobu~