2018.08.14
今日のテーマは「92歳の母親を69歳の娘が殺害!親子の「老老介護」の現実…」でお送りします。
報道によりますと8月13日、同居している母親(92)を殺害したとして神戸市灘区住吉本町の無職の女性(69)を殺人容疑で、兵庫県警が逮捕したとの事です。この女性は容疑を認め、「介護に疲れていた」と話しているそうです。
わたしはよくこのブログで、「親を殺すぐらいなら、無責任でも介護を放棄して逃げた方が良い」などと書いています。これは、「私見」であって、決して褒められる意見ではない事は承知しています。
ただ、この場合…このわたしの意見も実行が難しいでしょう。この娘にあたる女性も高齢者で、介護から逃げる気力も無かったのではないか?と推察します。
わたしの母がボケて、まだ父がまともな時は父がめんどうを見ていました。これが良く言う「老老介護」・育児と介護が重なるのが「Wケア」・一時期のわたしは両親ともボケてしまい会社を辞めて両方を看ていました。これが「W介護」…
わたしも、そうなのですが、ひとり息子で看る人間がわたししかいない状態、子供が一人で親を看る…これを「息子介護」「娘介護」なんて呼んだりします。この夫婦版…つまり、奥さんとご主人がそれぞれの実家などに帰って、それぞれの親を看る、これが「セパレート介護」と呼ばれています。
みんな、厳しいですね。でも…この事件の様に親も子も高齢者の「親子の老老介護」…これはキツイでしょう。だからと言って殺して良いと言っているわけではないですよ。
この親子は二人暮らしです。しばらくお母様は入院していたようですね。その間は、介護が一時的にお休みだったので、入院からお母様が帰って来たあとがより辛く感じたのでしょうね。お母様は寝たきり状態でした。
娘は8月12日午後1時ごろ、自宅マンションで、寝ていた母親の鼻と口を手でふさぎ、窒息死させた疑いの逮捕です。午後2時10分ごろ、娘が「母を殺した。自分も死のうと思ったが死ねなかった」と110番通報したそうです。
無くしたいですね。こう言う事件…
では、また明日です。 Oshobu~
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