2018.08.13
今日のテーマは「年金10兆円の黒字!積立金の運用好調(厚生労働省)」でお送りします。
厚生労働省は8月10日、厚生年金と国民年金の2017年度決算(時価ベース)を、プレスリリースしました。
日本株が基本、好調ですよね。それにより、積立金の運用による収入が年間10兆円以上に上ったことが大きな後押しになり、合わせて10兆7208億円の黒字となりました。黒字額は前年度とほぼ同じでした。
【厚生年金】
- 歳入 56兆8713億円
- 歳出 46兆4233億円
【国民年金】
- 歳入 4兆4336億円
- 歳出 4兆1607億円
しかし、こうして数字で並べてみると、厚生年金と国民年金の規模の差がすごいですね。スケールメリットに大きな差が出てしまいますね。
さて、厚生年金の歳入が良いのは、株の運用益だけではありません。
好景気で、雇用環境が良くなった事と、厚生年金の対象を短時間労働者にも広げ、被保険者数が増えた影響が大きいですね。保険料収入は前年度より約1兆5000億円多い30兆9441億円でした。
2年連続約10兆円の黒字です。ちょっと、財政的に一息つけましたね^^
政府には、景気後退が予想されるオリンピック後に備えて欲しいですね。
では、また明日です。 Oshobu~
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