2020.12.19
読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。
今から、書いて行く数字はアメリカのものですので、過剰に恐れる必要はありません。
ただし、医療の発達した先進国の数字ですので「現実として」頭の片隅には置いておいて下さい。
●超過死亡とは
超過死亡率とは、特定の母集団の死亡率が一時的に増加し、本来想定される死亡率の取りうる値を超過した割合のことである。「死亡率の変動」とも言う。 これは通常、熱波、寒波、伝染病、パンデミック、飢饉、戦争などによって引き起こされる。
引用元
つまり、想定外の事でその国の例年の平均より死者が何人増えたか?死亡率が何%上がったか?を表しています。
アメリカの現状ですが、2020年3月~11月の期間で…
平年より少なくとも35万6千人(推定)死者が多いです。
うん。悲しい事に、戦争・紛争でもあったの?ぐらい普段より死んでいます。
そして、普段より多く死んだ方の死因1位は、当然コロナですが…
10万人はコロナ以外が死因です。
などが多い様です。ただし、事が落ち着いた後この中で死因がコロナと訂正される人も、けっこう居るとは思います。
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さて、コロナ以外でも平年より10万人多く死んでいるって、一大事ですが要因は何でしょうか?
遠因は、やっぱりコロナです。
医療大勢が逼迫して人工呼吸器が不足と言う、遠因と言うより「原因」と呼んで良い事もありますが…
- 市民がコロナを恐れて通院しない
- 失業などで収入が減り通院出来ない
この二つが指摘されています。
つまり、平時ならフォロー出来ていた「持病」を悪化させて死んでいます。
認知症患者が何故?普段より多く死んでいるのか…高齢者施設がコロナの影響で、平時レベルの介護を提供出来なかった事が、指摘されています。
日本もそうですが、おそらくアメリカの介護現場の方は、やる事がすごく増えていると思います。
当然、細かい部分で普段なら早めに気が付いた・痒い所に手が届くケアが出来ていた…ここらは全てダメになっているでしょう。
上記であげた死因のうち「インフルエンザ」については、パンデミック初期の誤診で実はコロナの可能性は高いです。
まぁ、アメリカはアメリカで頑張って頂くしかないですが、日本もこうならない様にみなさんと気を付けて行きたいですね。
では、また次回です。by おしょぶ~
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