介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

風邪薬・花粉症治療薬・湿布薬・皮膚保湿剤・漢方薬が保険対象外になる!?

2019.12.01

 

確かに、この部分はメスを入れて行かないとイケないと筆者も思いますが、入れようをちゃんと考えないと逆効果もありえますね。

 

今回のテーマは「風邪薬・花粉症治療薬・湿布薬・皮膚保湿剤・漢方薬が保険対象外になる!?」でお送りします。

 

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

 

上の記事は、筆者が今年の8月に書いた過去記事です。この時は「花粉症薬」を保険対象外にしようと言う声がありますよ!と言う記事でした。

 

うちの相方も花粉症なので、事の是非は別にして「相方とか困るやろな~」なんて思った事を覚えています。

 

どうやら議論が本格化して来たようですね。対象も広がり、「風邪薬・花粉症治療薬・湿布薬・皮膚保湿剤・漢方薬」などを想定しているようです。

風邪のイメージ

acworksさんによるイラストACからのイラスト

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各マスコミで報道されております。

政府は30日、全世代型社会保障改革の一環として、市販の医薬品と同じような効果があり代替が可能な薬(市販品類似薬)について、公的医療保険の対象から除外する方向で調整に入った。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191201-00000501-san-soci

 

理由はお分かりと思いますが、ちょっと風邪かな~なんて事でドラッグストアなどで、市販品を買いますと、全額患者負担ですね。

 

でも、病院で処方箋をもらって薬を購入すると、自己負担は1~3割ですので、そうする人がけっこう多いわけです。当然、穴埋め分は保険料・税金から賄われますので、政府はソコを抑えたいわけです。

 

この背景にはがん治療薬で効果は期待できるが、すごく高いのが相次いで出て来ていまして…「大きなリスクは共助、小さなリスクは自助」との考え方に基づき、「大きなリスク」を支える為に、軽傷部分は自分でお願いします!と言う事です。

 

※あくまで検討段階でまだ決まったわけではありません。

 

さて、わたしはこの考えは一理あるなと思っていますが、病院や調剤薬局は指を加えていると減収になりますので、診察に来た患者に「あ、これは軽い風邪ですからドラッグストアで薬は買って下さい」とか「薬はお出ししますが、10割負担ですよ」って言うかな~?苦笑。

 

だってこれだと、診療代+薬代ですね。いかにも自己判断で軽い風邪なら、直でドラッグストアに行った方が安いから、病院に行かなくなる可能性もありますね。

 

診察して、代用のきく対象外の薬(想定薬より高い)を出すとかないかな?

余計に医療費が上がったりして…^^;

 

産経新聞」に書いてありましたが、フランスでは、薬剤の種類に応じた自己負担割合の設定でやっているそうです。これの方が良さそうですが、読者様はどうお考えでしょうか?

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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