介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【障害年金】診断確定までの壁…長期の空白期間の無支給額が大きすぎる!

2019.11.05

 

まず、おしょぶ~はこのブログで、若い方へ「年金不安」はあっても最低限、国民年金には加入しましょう…と言い続けて来ました。

 

法令違反になるからと言うのも理由の一つですが、「障害年金」がると言うもの大きな理由です。

 

将来の年金を大丈夫!とは太鼓判を押せない状況は確かですが、若い方も事故などで、いつ障害を負うかも知れませんから…

 

さて、今日のテーマは「【障害年金】診断確定までの壁…長期の空白期間の無支給額が大きすぎる!」でお送りします。

 

神戸新聞(2019.11.05)

神戸新聞(2019.11.05)

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これね、例えば何らかの障害が身体に起きても、診断が難しい疾患ってあるんです。

「原因不明」とか、酷ければ「異常なし」なんて言われる場合もあります。

 

役所としては「疾患名(確定診断)」が確定するまで、障害年金を出しません。

うん。すごく解るんですよ…公金だからちゃんとルールに沿って運用しないと、不正に受給するバカもいるからね。

 

でも、何とかならないかな~?「疾患名」は確定しないけど、お医者さんが診て「原因不明だが生活には支障がある」とかなら、確定診断まで60%の仮払いがOK!とか、何とかやりようがある気がします。

 

あともう一つ改善して欲しいのが、空白期間の分も確定したら払ってあげて欲しい。

 

神戸新聞(2019.11.05)

神戸新聞(2019.11.05)


どう言う事か…上の写真でご確認下さい。

つまり実際には3年前に「障害年金」の対象となる障害を負っているにも関わらず、確定診断が出たのが3年後で、その時点「初診日」になると言う運用なんですね。

 

この3年間…もし「障害年金」が出ていれば合計で290万円だそうです。

 

損したと言うより、後でも遡って支給すれば家をバリアフリーにするとか・ケアしやすい高級介護ベッドを導入するとか、自費のヘルパーさんを追加で来てもらうとか、生活の質を少しでも上げる事が出来るかも知れないのに…

 

適正な運営はとても大切です。でも、誰の為に・何のために運営するかも忘れないで欲しい。

では、また次回です。by おしょぶ~

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