介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

【アニサキス中毒】板野友美さん曰く、出産より痛かった…調理のプロが調理してもダメなものはダメ!

2022.07.03

 

みなさん、こんにちは。

AKB48板野友美さんが、アニサキス症になりYouTube動画で体験記をUPしてくれています。

 

それを、ヤフーがニュース記事にしていて、コメントで気になった部分があり、今回それについて記事にさせて頂きます。

 

※合わせて読みたい↓

 

www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com

 

気になるコメントですが、板野友美さんが食べた記憶で原因は「お寿司」ではないか?(確定ではない)との発信に対して…

 

プロが魚を調理してもダメなのか…みたいな趣旨のコメントがありました。

筆者は調理師ですし、居酒屋出身者ですのでハッキリお伝えしておきたいのですが…

 

プロが魚を調理しても、100%アニサキス中毒を予防するのは無理です。

 

※ご理解頂けていると思いますが、あくまで「生食」の話ですよ!

 

きっちり加熱すれば、100%アニサキス中毒は防げます。このきっちりと言うのは、厚生労働省による表現ですと「70℃以上、または60℃なら1分」となっておりますが、誤解の無い様にして頂きたいのは、あくまで中心温度です。

 

調理現場では、芯温計を食材の中心に差し込んで60度以上である事・1分間下がらないのを確認して、盛り付けに入れば確実と言う事です。

 

筆者は、大手チェーン店でマニュアルで管理されているので行っていましたが、個人店でここまでやるところは少ないので、「感頼り」で危険な部分もあります。

ありますが…慣れた料理人がやる、加熱料理の場合はほぼ大丈夫です。

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さて、問題は生ですね。

 

 

 

業界では「丸で納品」なんて言いますが、要は内臓が処理されていない魚の納品は注意が必要です。

 

アニサキスは普段「中間宿主=私たちが食べる魚」の内臓に生息しておりますが、その宿主が死んで、時間が経過すると内臓から筋肉に移動します。

 

そうなんです!アニサキス症だけの事を考えれば、魚の内臓を早く取り除くのが正解ですが、現状全ての飲食店がそうなっているワケではありません。

 

次は目視でアニサキスを見つけると言う方法をとりますが、ご存知の様にヒューマンエラーは100%防げないので、見逃します!

 

と言う事で、どんなに有名なお店や老舗でも、生で出す限り100%アニサキス中毒を防ぐのは無理です。ただ、しっかりした職人さんなら、かなり防ぐ確率が上がるのは確かですので、信頼出来るお店に行く事は大事ですけど…

 

板野友美さんの個人の感想ではありますが、「出産より痛かった」…この表現で、未経験の方も如何に痛い食中毒か?想像がつくと思いますので、気をつけて下さい。

 

板野友美さん動画を貼っておきます↓

 


www.youtube.com

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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