2017.07.01
今日のテーマは「介護給付費9兆円超!介護保険制度が始まって初」でお送りします。
厚生労働省は6月20日に2015年度の「介護保険事業状況報告」をプレスリリースしました。
それによりますと、介護サービスの利用者負担を除いた介護給付費は、前年度比2.2%増の9兆976億円で介護保険制度が始まって以来、初めて9兆円を超えました。
一人当たりの給付費は前年度より1,000円少ない26万9,000円で、9年度ぶりに減少しています。これは介護報酬を2015年4月の2.27%下げた事や、高所得者の自己負担を2割に引き上げた事が要因です。
要介護認定(支援含む)を受けた人は2016年3月末時点で、620万4000人でした。
興味深い数字ですと、65歳以上に占める認定者の割合は全国平均で17.9%ですが、埼玉県はもっとも低く14.3%・和歌山県がもっとも高く22.2%でしたので、この辺の要因はさぐりたいところですね。
では、また明日です。
by Oshobu~