2017.03.21
今日のテーマは「アルツハイマーの症状の進行を遅らせる、実験にマウスで成功!名古屋大大学院医学系研究科」でお送りします。
今日我がブログとしては、注目のニュースが朝からネットで流れておりました。
◆研究成果は米国科学アカデミー紀要(電子版)に掲載
いやいややってくれました^^昨日ですね、名古屋大大学院医学系研究科の門松健治教授と内村健治特任准教授らのグループが、アルツハイマー病患者脳内に蓄積する、ペプチドを分解する免疫細胞の能力を回復させて、症状の進行を遅らせる実験にマウスで成功したと発表しました。研究成果は米国科学アカデミー紀要(電子版)に掲載されました。
まぁ、素人には読んでも「なんのこっちゃ?」と言うのが正直なところですが、アルツハイマーの進行を遅らせる研究が進んでいると言う事に、現場で介護する我々は勇気をもらうのです^^
◆頑張って読んだが理解出来なかった^^;
アルツハイマーは、加齢と共に脳内でペプチドが凝集して毒性を持ち「老人斑」という構造体を作ります。それが、神経細胞をつなぐシナプスが脱落して発症するとされています。ペプチドは脳内の免疫細胞が分解処理することで除去されますが、症状が進行すると免疫細胞の表面に糖鎖が発生し分解能力を低下させます。
マウスを使った実験では免疫細胞に発生する糖鎖は「シアル酸修飾ケラタン硫酸糖鎖」であることが判明しました。この糖鎖が免疫機能を調整する酵素によって合成されることも確認されました。マウスからこの酵素を取り除くと糖鎖が消失し、免疫細胞のペプチド分解能力が回復したと言う事です。
◆各用語の説明(引用)
引用は全てWikipediaです。
※ペプチド
ペプチド(独: Peptid、英: peptide:ペプタイド, ギリシャ語の πεπτος (消化できる)に由来する)は、決まった順番で様々なアミノ酸がつながってできた分子の系統群である。 1つのアミノ酸残基と次のそれの間の繋がりはアミド結合またはペプチド結合と呼ばれる。
※シナプス
シナプス(synapse)は、神経細胞間あるいは筋繊維(筋線維)、神経細胞と他種細胞間に形成される、シグナル伝達などの神経活動に関わる接合部位とその構造である。化学シナプス(小胞シナプス)と電気シナプス(無小胞シナプス)、および両者が混在する混合シナプスに分類される。シグナルを伝える方の細胞をシナプス前細胞、伝えられる方の細胞をシナプス後細胞という。
※糖鎖
糖鎖(とうさ)とは、各種の糖がグリコシド結合によってつながりあった一群の化合物を指す。 結合した糖の数は2つから数万まで様々であり、10個程度までのものをオリゴ糖とも呼ぶ。 多数のα-グルコース分子が直線上に結合したアミロースやセルロースは最も単純な糖鎖といえる。
こう言うの好きな人にはたまらない文章だろうけど、わたしの頭は完全拒否です。
う~ん。記事を読みながら書き起こしていけば理解出来るだろうと思いましたが、わたしには無理でしたね^^;
※簡単に言うと、この研究を基に新しい治療法や新薬の開発が期待出来ると言う事です。まぁ人にはそれぞれの役割があるので、先生方どうか!よろしくお願いします^^(丸投げ)
では、また明日です。
by Oshobu~