2017.09.19
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今日のテーマは「脳卒中をちゃんと知ろう、そして予防ポイント4つをご紹介「寝たきり予防講座」に行って来ました②」でお送りします。
上記の記事の続きですね。
筆者が「寝たきりにならないために心がけるとこ」と言う講座で勉強した内容のまとめ②です。まだまだありますからね^^
さて前回は「フレイル」の勉強をしました。復習ですが、フレイルは高齢者の運動能力低下、転倒・骨折などのリスクを表現する用語でしたね。
◆65歳以上の寝たきりの原因
フレイルの段階でケアして改善して行こうと言のは、一言で言うと「寝たきりにならない」ためです。フレイルはリスクの状態を表現する言葉で、寝たきりの原因ではありません。
では、寝たきりになる原因は何でしょうか?
●寝たきりの原因(65歳以上)
1、脳血管疾患 30%
2、高齢による衰弱 15%
3、骨折・転倒 12%
4、認知症 12%
5、リウマチ関節炎 7%
6、心臓病 6%
7、その他 18%
※今日は「脳卒中」にスポットを当てて記事を進めますね。
◆脳卒中とは?
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脳血管疾患(障害)の別名でして、社会での会話ではこちらの方がよく使われている感じがするのでこちらで話を進めます。
高齢者が寝たきりになる、最大の原因となっています。
発症率は65歳以上の高齢者に多く、傾向として男性の方が多いと言われています。
●脳卒中は2タイプ
①脳梗塞
脳の血管がつまる疾患です。
脳の血管や脳動脈のこぶが破れて、出血する疾患です。
※①②では、①の脳梗塞の方が断然寝たきりになりやすいので、そちらで話を進めます。
●脳卒中の主な症状
- 顔面や足の麻痺
- 感覚障害
- 筋力低下
- うまく話せない(舌の麻痺)
- 相手の話が理解できない
- 激しい頭痛
- 吐き気
- 平均感覚喪失…など
※突然症状が出現します。
◆脳卒中の危険因子
脳卒中になるまでには道のりがあります。その危険因子となる疾患があります。
1位 高血圧
2位 動脈硬化
3位 糖尿病
4位 心房細動(不整脈の一種)
5位 高脂血症
これを見て何か気がつきますか?そう生活習慣病ですね^^;
けっきょく、ここにたどり着くと言うわけです。ですから、政府もメタボリックシンドローム対策に力を入れるんですね。
◆脳卒中の予防ポイント4つ
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①運動をしよう
う~ん汗、耳が痛いですね。やっぱりしないとダメですね。
※運動の効果
1、血液循環の促進
3、心肺機能の改善
4、筋委縮の予防・筋力の維持・強化
5、ストレス解消
※講師にアドバイスを頂いたのが、嫌いなスポーツとか運動を過度にスケジュールに組まない事。それこそ、ストレスになります(苦笑)
※おすすめの運動
1、歩行
2、サイクリング
3、ジョギング
4、水泳(※この場合で歩く事を指しています)
※全身の筋肉を使いながら、リズミカルに行う運動がお勧めで、1週間に3回以上(隔日)を目途に、くれぐれもやり過ぎ厳禁です。
②塩分・脂肪・コレステロールの過度な摂取を控える
これも、あくまでも過度の摂取を控えると言う事で、あまりストイックになると食事がつまらなくなり、ストレスになります。
③水分の補給
1、脱水症状にならないように気をつけよう
2、朝起きたら、コップ1杯の水を飲みましょう。
これはよく聞いた事があるんじゃないですか?理由は、血液粘度上昇は午前中に起こることが多いためです。
3、日々ちゃんと水分を補給して、特に便秘に気をつけてください。
便秘になると、排便時に力むため血圧が上昇します。
④お風呂に気をつける
これ、筆者の実体験として父がお風呂で倒れ、救急車で運んだことがあります。
今年のことですよ^^;
講師曰く、高齢者の大半が入浴中に心筋梗塞・脳卒中を起こすと言っていました!
- 食後すぐ入らない
- ゆっくり湯船から出る
- あまり熱い風呂に入らない
最低、この3つは注意してください。
※最後に普段血圧が高い方が、急に血圧が低くなったら赤信号です。血管についていたつまりが剥がれて流れた可能性があります。これが脳で詰まれば脳梗塞・心臓で詰まれば心筋梗塞です。その場合は早めに主治医に診てもらいましょう。
では、また明日です。
by Oshobu~