介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

親がボケる前に、お金の管理の仕方を決めておきたい。

2019.09.04

 

 

今回のテーマは「親がボケる前に、お金の管理の仕方を決めておきたい」でお送りします。

 

日本って、なんかお金の話についてタブーなところが、まだありますよね?

でもこれ、後で苦労するので親がボケる前に、ぜひ話し合っておきたいところです。

 

神戸新聞(2019.09.03)

神戸新聞(2019.09.03)


上記の記事は、みずほ信託が仕掛ける新しい商品「認知症サポート信託」です。興味のある方は、拡大して読んで下さい。

 

この商品の宣伝がしたいわけではなく(笑)、親のお金の管理については、何らかの手を打っておいてくださいね…と言うお話です。

 

当然ですが、基本口座からは本人しか、お金の出し入れが出来ません。

これは、わたしがケアマネジャーから、「もう両親だけでは生活は無理」と連絡を頂いて、実家に帰った時から実際に起こった事です。

 

  • 通帳や印鑑を失くす
  • 暗証番号を忘れる
  • おろした現金を落とす・失くす
  • そもそもどこの銀行に口座があるか忘れる

これ、ハッキリ言って大変でした。もう厳しい銀行になれば、「法定後見人でしか対応出来ません」なんて事になります。

 

書類整理していて見知らぬ通帳を見つけました。窓口で事情を説明しても、残高さへ教えてくれません。(銀行の対応は間違っていません)

 

でも、介護家庭の助けになるお金があるかも?仕方なく、当時車いすだった母を連れて行き、傍で手を添えて書類を書き、確認した残高は300円ぐらいの捨て口座でした。この時の徒労感…苦笑。

 

ちょっと親が最近おかしいな?と思ったら、話し合って資産の半額を読者様が引き出せる口座に移すとか(もちろん本人の納得のうえですよ)、上の新聞にあるような商品を勧めるとか…

 

わたしは、母の事を教訓に、まだボケがマシな段階で父とBKに行き、任意の「代理人契約」を結びました。これで、ATMは使えませんが、窓口でわたしの本人確認を行い、父の口座(家計の口座)からお金をおろしています。

 

では、また次回です。by おしょぶ~

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