介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

同居しているのに「孤独死」と言う…切ない事案が増えています!( ゚Д゚)

2019.08.19

 

今回のテーマは「同居しているのに孤独死と言う…切ない事案が増えています!」でお送りします。

 

ちょっと前になりますが、ちゃんと24時間体制の老人ホームで暮らしているのに、孤独死した事案がありました。

 

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この事案は、施設の「生存確認体制」が悪かったのですが、一般家庭でこれより切ない事案が増えています。

神戸新聞(2019.08.19)

神戸新聞(2019.08.19)

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家族と一緒に住んでいるのに孤独死!( ゚Д゚)

 

この「同居孤独死」の定義は、遺体の発見・通報までに24時間以上経過しており、なおかつ同居人が、仕事などで不在の場合を除いています。

 

つまり、一緒に家に居るのに「家族が死亡した事を認識」していない、事案になります。どうして、こんな事になるのか…

 

パターンはいろいろですが、大きなポイントは2つです。

  • 同居家族が認知症
  • 同居家族が引きこもり

引きこもりは、お互い死んでも気が付かない例があるようです。

  • 引きこもっている方が死んでも、部屋から出て来ないのが普通なので、しばらく気が付かない。
  • 引きこもり家族の方が死んでも、引きこもり者は滅多に部屋を出ないので、気が付くのが遅れる。

(*'ω'*)8050問題は、こんな側面もあるんですね。

 

家族が認知症の場合は更に悲しいです。

 

  • 2018年夏、認知症の女性を介護していた男性が、家の中で病死しました。死後1週間して発見されたのですが、認知症の女性はその1週間、その部屋で暮らしていたそうです。
  • 同じく、2018年に80代の男性が妻の入浴介助の途中に心臓発作で死にました。2日後、ヘルパーにより発見されたようです。妻は?

いま自分の生活を振り返るに、もし筆者が家で急死しても、誰かが来てわたしを発見するまで、父は普通に暮らしていると思います。

(*'ω'*)なんか、ゾッとしますね。

 

とにかく、家族・親戚・介護関係者・友人など…家をたまに除いてくれる人を増やすしかないですね^^;

 

では、また次回です。 by おしょぶ~

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