2019.04.06
今回のテーマは…少子高齢化で増える「多重介護」をどうするか!?一人で抱えてはいけない。でお送りします。
介護の形は、人・ご家庭でいろいろですが、最近の傾向として「多重介護」が増えて来ています。背景は、少子高齢化ですね。
多重介護とは、読んで字のごとし「複数の介護が重なる状態の総称」です。
総称としたのは、「多重」もいろいろあるからです。きっちり定義があるものから、流行り言葉で呼ばれているものまでありますので、読者様の認識と違う説明もあるかも知れませんが、言葉は変化して行くものなので、ご理解ください。
- W介護(ダブル介護)
- Wケア(ダブルケア)
- パーソナル介護
- 遠距離介護
多重介護が発生したら、どんな生活スタイルで取り組むかも大切です。
W介護は以前筆者がやっていたスタイルで、両親が同時進行で要介護に突入…介護退職して家で二人を看ておりました。(両親でなくても、親と兄弟とか…複数同時介護含む)
Wケアは、親の介護と小さなお子さんの育児が重なる状態です。忙しさは、W介護よりキツイですが、育児の未来に「楽しみ」などの気持ちを持っていける傾向はあります。
パーソナル介護、夫婦の両親が同時進行で要介護になり、夫婦がそれぞれの実家に分かれて、それぞれの親を看る形ですね。夫婦の意志の疎通が取りにくくなりますね。
遠距離介護、多重介護の片方の程度がまだ軽い状態なら、いろんな機器やサービスを使いながら「遠隔的な介護」をします。利点は、介護者が仕事を辞めたりする必要もなく、今までの生活を続けられる事ですが、コストはかなりかかります。
自分の両親を家で看ながら、パートナーの両親は「遠距離介護」なんて組み合わせもあり、ほんと人・ご家庭でいろいろですね。
大切な事は、多重介護に直面すると「お先真っ暗」な気持ちになり共倒れして行く人も多いですので、それの防止ですね。親・兄弟・親戚・公共の人たち…すべてに相談して、一人で抱えない事が本当に重要です。
何か手立てがある事が多いですので、介護も大切ですが自分の人生を台無しにしないように取り組んでいきましょう^^
では、また次回です。 by Oshobu~
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