介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護保険料、徴収不足200億円発生!200憶…( ゚Д゚)

2019.04.05

 

今回のテーマは…介護保険料、徴収不足200億円発生!200憶…( ゚Д゚)でお送りします。

 

報道によりますと、厚生労働省は4月4日に40歳以上の会社員らが納める介護保険料に関して、「2019年度の徴収額が本来より最大約200億円不足する恐れがある」とプレスリリースしました。

 

原因は厚生労働省の外郭団体「社会保険診療報酬支払基金」が計算を誤ったとの事で、ちょっとお粗末ですね。

 

社会保険診療報酬支払基金」は1月にミスの可能性を厚労省に伝えたそうですが、厚労省は放置!( ゚Д゚)なぜ?

 

まぁ放置と言うか…ボタンの掛け違い。

厚労省によると、1月にから厚労省社会保険診療報酬支払基金から、「推計値が誤っているかもしれない」と伝えられたが、厚労省は確定値で正しくするよう求めたんですね。

 

ところが、確定値が出た段階では各健保組合の予算編成は終わっています。各健保組合はこれから社会保険診療報酬支払基金に納付するわけですが…支払基金の試算では、各健保組合の予算が必要額より最大200億円不足している恐れがあると言うことなんですね。

 

つまり健保組合が本来の保険料に基づく予算がつくれない事態となっているのです。

厚労省は、保険料不足が解消しない場合でも介護保険財政に影響を与えないよう対応する方針…と言う事なので、再発防止に努めてくれればいいですが気になるのが…

 

介護保険計画課の担当者は「単純ミスで、大変残念。確認作業などの指導を徹底したい」と述べたらしいが、どっちもどっちじゃないかな?

「確定値で正しくするよう求めた指示」は、間違っていたわけだし…でも、厚労省の官僚が自分たちもミスしました…なんて言わないわな(苦笑)

 

では、また次回です。 by Oshobu~

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