2019.01.22
今日のテーマは…老後は一人月4万円稼げば大丈夫!と言う記事を読みました、でお伝えします。
この記事を読みました。世の中、老後に対する「悲観記事」が圧倒的に多いので、何かの根拠を示してくれて、「楽観記事」を書いて頂くのも意味のある事だとは思います。
記事の内容は、経済コンサルタントの大江英樹さんの著書『定年前』(朝日新書)から、内容の一部を紹介する形でした。
で、このお話のざっくりした根拠なんですが…
総務省の2017年「家計調査報告」によれば、高齢夫婦無職世帯(高齢夫婦とは夫65歳以上、妻60歳以上を言います)の家計収支は、収入の月平均額が20万9198円、支出の月平均額は26万3717円となっています。およそ5万4千円の赤字です。
上記は無職世帯のケースなので収入のほとんどは年金収入です。これに加えて旅行に出かけることも考慮して、あと2万円ぐらいを毎月の支出に上乗せし少し余裕を持たせていけば、それなりに充実した生活はできるでしょう。つまり年金収入以外に毎月8万円ぐらい働いて稼ぐことができれば大丈夫なのです。
老後は考えているより厳しくない? 定年後は一人4万円稼げば十分
これはこれで良いのですが、このブログを長く書いていて感じるのは、「老後破たん」するのは、こう言うモデルケースの人じゃないんです。
統計上、「平均的な人」と言う捉え方なんですが、そこそこの企業に勤めて厚生年金で退職金もちゃんとある人が、御夫婦とも平均寿命を全うして、老後の旅行代金も込みで月8万円足りないから、アルバイトなどで一人月4万円稼げば、退職金・預金に手を付けなくて済みますから、老後はそんなに心配要らない…
うん。僕もこのレベルの人たちは最初から心配していないんです。別の層です。
では、また明日です。 by Oshobu~
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