2018.07.02
医学がどこまで進歩して良いのか?なんて筆者には分かりません。とことん進歩しちゃっても良いかも知れませんし、宗教観の強い方が「それ以上は人間の領域じゃない」なんて、おっしゃる事も何となく理解出来ます。
ですので、今日は事実関係のみをお伝えしたいと思います。
今日のテーマは「子宮移植のサルが妊娠に成功!(慶応大・滋賀医大などのチーム)」でお送りします。
サルから摘出した子宮を、別のサルに移植して子を妊娠させることに成功したと、慶応大・滋賀医大などの研究チームが5月13日、日本産科婦人科学会で発表しました。
この技術が何に使われるか?と言うと、生まれつきの病気や、がんなどの手術で子宮がない女性が妊娠出来るように、第三者の子宮を移植する治療法です。
日本では「臓器移植法」に基づく脳死移植対象外の為、生体移植が検討されています。
海外では、スウェーデン・アメリカ・ブラジルで出産例があります。
生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」・他の病気の治療で子宮を失った女性は、国内6~7万人いるとされています。
「自分の身体で妊娠・出産がしたい」と言う患者は多く、この技術が実現すれば、あらかじめ体外受精させておいた受精卵を子宮に入れる事で、妊娠・出産が期待できるとの事です。
では、また明日です。by Oshobu~
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