介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

終末期にどんな医療を受けたいか?「家族と話し合った」はわずか7%だと言う話。

2018.06.17

 

今日のテーマは「終末期にどんな医療を受けたいか?『家族と話し合った』はわずか7%だと言う話」でお送りします。

 

末期がんなど、回復が見込めなくなった時に、終末期に望む医療や療養について家族らと意思の疎通を図っている人はわずか7%であることが、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団による、インターネット調査でわかりました。

 

調査には、関西学院大学人間福祉学部、坂口幸弘教授・第一生命経済研究所などが参加の上で、20~79歳の男女計1000人を対象に、昨年(2017年)12月に行われました。

 

「人生の最終段階にどんな医療を受けたいか」の問いには…

痛みや苦痛を除く緩和治療が58.1%で、延命治療の10.9%を大きく上回りました。

 

「重病で判断力が落ちた際に意思決定を委ねたいと思う家族らと、どの程度はなしたか」の問いには…

詳しく話し合ったは、わずか7.1%で話し合ったことはないが57.4%でした。

 

これね、ぜひ話し合っといてほしいです。わたしの母は回復の見込みがない「寝たきり状態」です。これまで、2回命の危険な場面があり、「延命治療」についてもその都度聞かれました。

 

でも、わたしは母の希望を知りません。だからわたしの価値観で答えるんですね。母は意思の疎通が出来ないし・父は高度認知症なので、もうわたしの考えが100%なんです。で、将来母をあの世に送り出した後も、それが正解だったかは一生答えが出ません。

 

残った方も困るので、ある程度の年齢に達したら「終末医療」の考え方は、ぜひ家族に伝えてあげて下さいね。

では、また明日です。by Oshobu~

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