2018.05.19
今日のテーマは「5月は子供の心に疲れが出やすい時期。リラックスして親と話せる環境を!」でお送りします。
今回は神戸新聞(2018.05.19)に、神戸松蔭女子学院大学・人間科学部心理学科教授で、神戸松蔭こころのケア・センター坂本真佐哉(まさや)所長が子供の不登校について寄稿されておられたので、参考にしながら書かせて頂きます。
5月は新生活が始まり約一か月半で、子供たちの心に疲れが出やすい時期です。
- 子供が部屋に閉じこもる
- 子供が朝起きられない
子供の変調に親も悩んでしまいます。
文部科学省の調査では、不登校の児童・生徒の数は学年が上がると共に、増えています。そして中学1年生で急増しています。
2016年度の数字ですが…
小学校6年生の不登校 9794人
中学校1年生の不登校 2万6358人
約2.7倍ですね。こんなに多いのか…( ゚Д゚)
坂本先生曰く、背景には環境の変化・心の発達による自我の形成が挙げられると言う事ですが…複数の要因が重なり誰もが不登校になる可能性があります。
5月(GWあとなど)もそうですが、夏休み後も注意が必要です。
一例ですが…
- 友人とのけんか
- 風邪で欠席をした
などがきっかけになります。
朝、起きれなかったり・学校からの帰宅後元気が無かったりは、不登校になる兆候とされています。ただし、子供は自分の思いや状況を的確な言葉で伝えられないため、「行けない理由がなければ怠けている!」と親は怒ってしまいます。
これ、親御さんの気持ち・焦り…よくわかりますね^^:
でも、ここが大切なんですね。先生はまず、「親子のコミュニケーションを増やし、リラックスして話せる環境をつくってほしい」との事です。
では、また明日です。by Oshobu~
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