介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

「頸椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)」字が下手になった、足がもつれるなど注意!

2017.12.14

 

今日のテーマは「頸椎症性脊髄症(けいついしょうせいせきずいしょう)字が下手になった、足がもつれるなど注意!」でお送りします。

老化で首の骨が変形する…骨の変形自体は老化現象の一つで、病気ではないのですが頸椎の中の脊髄を圧迫することになると、さまざまな困った症状がでます。

 

頸椎は7つの脛骨が均等に並んで、自然な曲線を描いているものです。ただ、年齢を重ねると脛骨間の脛骨板が弾力を失い、変形します。

この年齢的変化を「脛骨症」と呼んでいます。

 

脊髄は重要な中枢神経系ですので、その変形により圧迫されるなどのダメージを受けると、「ボタンの留はずしがむずかしい」「字が下手になった」「足がもつれる」などが表れてきます。

 

重症化すると、「排尿・排便」に障害が出たり・歩行障害もでます。

男性に多いのと、軽症のまま済む事も多いのですが、重症化し始めると2年以内に歩行障害になってしまうこともあります。

 

男性の50歳代以降(筆者ドンピシャ!^^;)は特に注意が必要です。

「手がしびれる」「指先が動かしにくい」「階段の上り下りが不安定」など…何かおかしいなと思ったら受診しましょう。

 

では、また明日です。

by Oshobu~