2017.08.29
今日のテーマは「欧米型食事で死亡リスク減!適度な量の肉・乳製品がポイント」でお送り致します。
昨日の記事で、健康食に対する真反対の説が多くてなんだかな~^^;みたいな記事を書きました。
www.xn--u8j9cuc3a1045az8akz4jtu1c6ej.com
その記事で少し触れましたが、あまり良く言われていない「欧米型の食事」が、実は死亡率を下げるよ!と言う研究結果が上がってまいりました。
南里(なんり)明子福岡女子大准教授と国立がん研究センターなどのチームによるものです。
秋田・長野・沖縄など9府県の45~74歳の男女約8万人について、1995~1998年に食事内容を詳細に調査した後、2012年末まで追跡して食事のパターンと死亡リスクの関連を分析しました。
●食事のパターン
「健康型」
脂の多い魚や野菜などが多い
「欧米型」
肉・乳製品・パンなどが多い
「伝統型」
ご飯・味噌汁・漬物が多い
※このパターンに分けた後、傾向の強い順にさらに4つに分けました。
●結果
「健康型」
傾向がもっとも弱いグループに比べ、それより傾向が強いグループでは循環器疾患の死亡リスクが最大3割、あらゆる理由の「全死亡リスク」も最大2割低かった。
「欧米型」
傾向がもっとも弱いグループに比べ、それより傾向が強いグループでは「全死亡リスク」で最大1割低かった。
「伝統型」
傾向の差で関連はなかった。
国立国際医療研究センターの溝上(みぞうえ)哲也疫学・予防研究部長の話では、「日本人はそもそも肉や乳製品の摂取量が少ない。適度に撮る事で栄養バランスが整い、死亡リスクが下がると考えられる」としている。
では、また明日です。
by Oshobu~