介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

65歳以下の糖尿病患者に、少量のアスピリンでがん抑制!

2018.06.23

 

今日のテーマは「65歳以下の糖尿病患者に、少量のアスピリンでがん抑制!」でお送りします。

奈良県立医大・国立循環器病研究センターなどの研究チームが6月17日に米国糖尿病学会誌に発表した内容です。

 

65歳未満の糖尿病患者が長期間、少量のアスピリンをのみ続けると、がんを抑えられる可能性があるとする研究結果が得られました。

 

アスピリンの抗炎症作用ががんを抑制していると考えられるという事です。糖尿病患者はがんになりやすい傾向があるとされており、生活習慣が主な原因となる「2型糖尿病」の患者約2500人を、「低用量アスピリンを毎日のむグループ」・「のまないグループ」に分けました。

 

2002年から追跡した研究をもとに、10年後にがんになった頻度を比較しました。そうすると、研究参加時点に65歳未満だった人でみると、10年後にがんになったのは、のむグループ7%に対し、のまないグループ12%だったとの事です。

 

統計学的な分析では、のむグループは、がんになるリスクが3割強少なかったと言う結果になるそうです。ただし、65歳以上の人も含めた全年齢でみると、差はありませんでした。

 

ここからは、わたしの素人の感覚ですが、どっちにしろ7%~12%って高くないですか?「2型糖尿病」って、生活習慣で防げるので、まずそれだね^^

 

では、また明日です。by Oshobu~

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