2017.07.24
今日のテーマは「睡眠の質がアルツハイマー病と関連?(まだハッキリしていませんが…)」でお送りします。
7月6日にCNNで配信されたニュースが基ですが、少々勇み足的なところもありますので、「へ~」ぐらいで頭の端の方にでも入れといて頂けたらと…^^;
今回の研究は米ウィスコンシン・アルツハイマー病研究センターなどの合同研究チームが行ったものです。認知症状のない健康な大人101人(平均年齢63歳)の脊髄(せきずい)液を調べて睡眠の質と、アルツハイマー病に関連するさまざまなタンパク質との関係を調べました。
その結果なんですが、睡眠障害を訴える人ほど「タウ・タンパク質」の病変や脳細胞の損傷および炎症の形跡が見られることが判明した。
「タウ・タンパク質」とは細胞の安定や構造を支えるタンパク質の事です。
最近の研究では病変したタウ・タンパク質の蓄積が、アルツハイマー病進行の兆候である可能性が指摘されています。論文共著者のバーバラ・ベンドリン氏は今回の研究結果について、「睡眠障害はアルツハイマーに関連したタンパク質が脳内で蓄積される原因になり得る、という考え方に沿っている」と解説していますが素人にはいまいちピン!ときませんね^^;。
睡眠と認知の関係を調べているワシントン大学の研究者は今回の研究について、「夜間の睡眠障害だけでなく日中に感じる眠気も、アルツハイマー病の初期症状と関係があることが判明した」と話していて、全般的に初期のアルツハイマー病と睡眠障害との関係が注目されますね。
この研究とは関係ないのですが、けっこう前から脳の健康維持にはやはり7~8時間の睡眠時間が必要で、深い眠りの時にアルツハイマー病の引き金となる老廃物などの有毒物質を除去する働きが脳にあると言われています。
最後に、ベンドリン氏は「睡眠障害を経験している誰もが、アルツハイマー病に起因する認知症発症の心配をしなければならないわけではない」とも言っていて、え?じゃまだよくわからなってとこかなと…素人ながら思います。
では、また明日です。
by Oshobu~