2017.07.13
今日のテーマは「年金の基本のお勉強(2017)④厚生年金に入ると言う事は国民年金にも入っています」でお送りします。
これ制度的にけっこう勘違いしている人がいます。
「厚生年金には入っているけど、国民年金には入っていない」なんて会話がされていたりするんですよね^^;
まず、国民年金は基礎年金と言う名前のごとく「国民皆年金」の制度です。
原則として、日本国内に住む20歳以上60歳未満の人は全員、公的年金制度に加入する必要があります。
※経済的な理由などにより、 国民年金保険料を納めることが困難な場合には、保険料を免除する制度などがありますので、無年金の状態だけはつくらないようにしましょう。
70歳未満の会社員(厚生年金の適用事業所) 、国・地方公共団体の公 務員や私立学校の教職員は厚生年金に加入します。 これら会社や国・自治体、学校などに雇われている人は原則として、厚生年金に加入する と同時に国民年金の第2号被保険者になります。
厚生年金加入者の配偶者で扶養されている(年収が130万円未満で、かつ、配偶者の年収 の2分の1未満の方)20歳以上60歳未満の人は、国民年金の第3号被保険者となります。
個人事業主など(農業や漁業など含む)は国民年金に加入するわけで、日本の国民で20~60歳の方は、何らかの形で国民年金加入者です。(又はそうでなければいけないと言う表現も出来ます)
では、また明日です。
by Oshobu~