2017年02月05日
こんにちは。
今日のテーマは「訪問介護職員への暴力防止(複数派遣の人件費補助/兵庫県)」でお送りします。
【虐待もダメだが、暴力もダメ】
施設での高齢者に対する、虐待(暴力)が問題になっていますが、実は職員側がやられている例も少なくないのです。でも、あんまりニュースにならない…当然ですが、福祉業務だからって、暴力を我慢する必要はありません。
うちの父もそうですが、頭はかなり症状が進んでいますが(認知症でも)体力十分で、しかも力の加減ができない高齢者の暴力等は仕事と言えど、耐えられる範疇を超えているでしょう。
被介護者は「拒否」がありますから、それが暴力と言う形になる事象があるのは理解できますが、理解出来ないのは被介護者の家族が職員に暴力を振るう事です。
介護職員が、被介護者を虐待している場面に出くわしたぐらいしか、想像できませんね。
【兵庫県が重い腰を上げました】
現状、家族の同意がないと職員が複数で訪問しても、一人分の報酬しか出ません。
このため、危害が想定される場合二人目の人件費の一部を、兵庫県が補助します。
複数で訪問する事自体、抑止効果がありますし被害が、表に出ないケースを無くせますね。2015年に神戸市の看護大グループが行った調査では、兵庫県内の訪問看護師の半数が、暴力・威圧・侮辱・抱きつかれ(セクハラ)を受けたと言う結果も出ています。
では、また明日です。
by Oshobu~