介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

96歳の女性に熱湯をかけた介護士…(和歌山県橋本市)

2018.03.07

 

また起きてしまいました。老人介護施設スタッフによる暴力事件が…

今日のテーマは「96歳の女性に熱湯をかけた介護士…(和歌山県橋本市)」でお送りします。

 

和歌山県橋本市にある、介護老人保健施設の介護職員男性(24)が、和歌山県警橋本署に、3月5日逮捕されました。逮捕容疑は、入所者の女性(96)に熱湯をかけて大やけどを負わせた疑いです。

 

県警の発表によると、この男性は1月9日午前1時20分ごろ、ベッドに横になっていた女性の口元に、コップに入れて熱湯をかけ、唇・あご・胸などに約50日間の重傷を負わせました。

 

現時点では本人も容疑を認めています。ただ、他の職員が9日の朝に被害者の火傷に気が付いて、施設は職員らに聞き取り調査を行っているんですね。その時は原因不明と言う事で、1月29日に被害届を出していました。

 

つまり、その時点ではしらばくれていたと言うことですね。それに、被害届も出したの遅いね!いろいろ勘ぐってしまいます。熱湯をかけた理由は、「女性が夜中にずっと大声で叫び寝なかった事に腹がたった」…うん。実はこれすごく腹が立つし、介護者のメンタルを侵すのはよく理解できます。

 

うちの母がまだ寝たきり前の認知症の時、自宅介護時代によく夜中大声で、お父さんの浮気相手が玄関に来ている!とか騒いで閉口した覚えがあります。こころの中で、殺してやりたい…に近い感情にまでなった。

 

経験すると分かるけど、近くで夜中大声で叫び続けられるのは、かなり辛い。でも、熱湯かけたらダメ・暴力振るったらダメ…心の中で何を思っても良いけど、行動に起こしたらダメ。

 

心の中までで、抑えられない人は、そもそも福祉の仕事は向いていない。

24歳男性…まだやり直せるから罪を償って、別の世界で頑張ってほしい。96歳まで頑張って生きて来て、熱湯をかけられるなんて…落ち着いて考えれば…どんなに酷い事かわかるだろう。

 

では、また明日です。by Oshobu~

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