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2016年12月12日
こんにちは。
今日のテーマは「認知症は進行を抑えるのが最も大切に疑問!?目から鱗が落ちた」でお送りします。
わたし下記のブログの読者です。ブログ名「鹿児島認知症ブログ」です。
お医者様が認知症診察などの事を中心に書いておられて、参考に読んでいますが専門用語が並ぶので、全部は理解できません^^;
三日ほど前の記事ですが、大変に勉強になったので紹介します。
詳しくは下記の記事をお読み頂ければと思います。
全ての抗認知症薬の添付文書、「効能又は効果」欄には アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制という文言が書かれてある。
「認知症が進行したら大変だ」「ちょっとでも遅らせることが出来たら…」と言う皆の想いがいつの間にか、”認知症は進行を抑える事が最も大事”となってしまった感がある。
上記ブログより引用
※確かにわたしの今の父に対する目標は、「認知症の進行をなるべく抑える」になっています。
この引用部分のあと、ある高齢者の診察について触れていて84歳の施設で暮らしている方です。その方を想ってのスタッフが連れてきました。
でも、この方短期記憶低下はあるが生活には困っていないとの事。
※短期記憶低下は今日の日付がわからない、置いた物の場所がわからない、同じことを聞くって言う、我々家族がよく遭遇するやつですね。
で、先生は今生活に困っていない方が抗認知症薬を内服するメリットは非常に低い事を、スタッフに説明して帰ってもらったそうです。
【いったん服用が始まると止めるのが難しい】
一旦薬が始まったあと、そこから先の衰えが果たして病気の影響なのか、それとも年令からくるものなのか、正確に区別できるだろうか?
上記ブログより引用
まぁ、確かにそうですね。また薬を飲んでいたからこそ、この程度の進行で済んでいると言われれば信じるしかないけど、それは本当はわからない。飲んでいなくても、今程度かもしれない…このわたしが赤字にした部分は、お医者様の免罪符になっているともこの先生は書かれています。
じゃ、薬はいらないのか?と言うとそうではない!
被介護者が異常行動をとる・暴力的になるなど生活に大きな支障が出る場合、その症状を抑える事は家族にとっても、本人にとっても有意義ですからね。
つまり先生は、認知症は現在根治しない病気なのだから、対処療法で対応することは恥ずかしい事ではない。これは家族向けと言うより現場の医師向けのメッセージですが、家族も理解しないとね。
この先生の考え方だと、短期記憶低下ぐらいで生活が出来ているなら、薬の服用は見送り、他に大きく本人や家族の生活の質が下がる症状が出ているなら、対処療法的にその症状を最小限に抑える事と読みとりました。思想的部分の大切な事も書いてあるので、ぜひお読みください。
ただ父の場合、服用がすでに始まってけっこう経つのでもう難しいかな?おれ自身、薬をやめさせる決断は出来ないと思います^^
読者様の中には、参考になる時期の方も多くいると思います。一考ですね。
ではまた^^/
by Oshobu~