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2016年12月13日
おはようございます。
今日のテーマは「社会保障審議会の介護保険制度見直しに向けた意見書がまとまりました」でお送りします。
今までも新聞等で観測記事が上がる度に、書かせて頂いてる内容とかぶる所もありますが、社会保障審議会の意見書が正式に出ましたので、まとめさせて頂きます。
【全体の流れ】
介護保険の年間費用が、現在10兆円を超えているんですね。
そこで高齢者と現役世代の両方に経済力に応じた負担を、求める形となっています。
※確認ですが、社会保障審議会の意見書が正式に纏まっただけで、法案は来年の通常国会で審議されますので、決まったわけではありません。
ただ、今までの流れと与党の勢力が圧倒的に強いため、このままか、微調整の範囲で決まると思います。
【重要な内容】
①介護サービス利用時の自己負担は原則1割ですが、現在単身で年金収入だけの場合、年収280万円以上の方は2割です。今回、この中から更に年収383万円以上の方は3割に引き上げるとしています。(2018年8月からと厚労省の考え)
②現役世代に対しては、中間所得層の月額負担額の上限を上げる。大企業の社員の負担が重くなります。
③負担上限を設けている高額介護サービス費は、住民税が課税されている中間所得層の世帯で、上限を7,200円引き上げ44,400円とする。(2017年8月からと厚労省の考え)
【最後に】
上記でも書きましたが、国会審議はこれからですので注目していきましょう。
このブログで、わたしの立ち位置は「本当に困っている人に届かないと困る」で統一していますので、ある程度の範囲で経済力のある方の負担が増えるのは、心苦しいですが致し方なしと考えています。
では、今日はここまで
by Oshobu~