2017.05.31
今日のテーマは「認知症の人を犬がサポートすると言う試み(オーストラリア)」でお送りします。
認知症の人は何も出来ないと、何から何まで支援するのではなく、自立した生活が出来るようにする取り組みです。
実際、いま日本の介護現場でもこの流れになって来ています。自分で出来る事はして頂く事で、人も費用も抑える事が出来ます。
なるべく、自分でやることは本人の認知が進むのも遅く出来る可能性があります。
オーストラリアでは、認知症患者が居る家庭にサポート役の犬を試験的に導入する、プロジェクトが稼働中です^^
この4月に京都で行われました、認知症の国際会議で報告されています。
「犬が来てから一人で散歩が行けるようになった」
「夫を一人にするとパニックになっていたが、妻が買い物に出れるようになった」
「妻の2週間の入院を、認知症のご主人が犬と乗り切った」
などの、頼もしい報告が入っています。
この犬たちは、身体障碍者の補助犬を育てる団体に協力してもらい、認知症サポート用に訓練しています。まだ実験段階で今後の事は何とも言えませんが、まだまだ工夫次第で介護現場を変えられると言う事を教えてくれた例と言えるのではないでしょうか?
では、また明日です。
by Oshobu~