介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

アルツハイマー型認知症にカマンベールチーズの白カビが有効!②

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2016年8月20日

(2016.11.17再編集、加筆・訂正)

 

おはようございます。

昨日の続きですね。

【以前から発酵乳製品は注目されていた】

以前から、発酵乳製品を食べている人は、老後も認知機能が高いと言う研究結果あったそうです。

そこで、基盤技術研究所の阿野泰久研究員が「発酵乳製品の中に、ミクログリアを活性化させる成分があるのではないか」と考えたのが今回の研究だそうです。

ミクログリア

ミクログリアを調べていて、すごい文章を見つけました。

 

脳を守る細胞、ミクログリア
発達障害研究所病理学部 石井さなえ
脳の中には大きくわけて2種類の細胞が含まれています。神経細胞(ニューロン)とそれ
を支える神経膠細胞(グリア細胞)です。非常に単純に説明すると、ニューロンは私たちが見たり聞いたり触ったりした情報を処理する主体で、そのニューロンを支え栄養を与えるのがグリア細胞だといわれています。
グリア細胞は主に3種類あり、アストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリアと呼ばれています。その中でミクログリアはちょっと変わった細胞です。脳内の他の細胞がみな神経外胚葉に由来するのに対し、ミクログリアだけは骨髄系の白血球の一種に由来します。

前者が特定の場所で一定の形を保ちながら機能を発揮するのに対し、ミクログリアは脳内で何か異常が起これば直ちにそこに移動し、形を大きく変化させ、病原体など敵だと認識すれば排除しようと戦い、脳細胞が死んでしまえばそれを食べて組織をきれいに保とうとします。

出典:発達障害研究所

 この先生の文面から、どうやらミクログリアは脳を守るスーパーヒーローのようですね。で、そのミクログリアを活性化させるのが、カマンベールチーズ!!

【人体へ応用はこれから】

基盤技術研究所の中山裕之教授は「人間への応用は今後の課題。こうした食品を普段から食べて認知症が予防出来れば、薬の頼る必要が少なくなる」と話されたとの事。

 

確かに、今回はカマンベールチーズの成分を元に作った餌を、マウスに与えた結果ですからね。

【キリン参加している理由】

有効成分を多く含むチーズ・サプリ・飲料の開発が期待されています。

ここに、キリンのビジネスチャンスもあると言うわけですね。

ビジネスが絡むと、開発が早くなるのでこちらとしても歓迎です。

【他に脳の健康維持に良いと言われるもの】

青魚➡ドコサヘキサエン酸(DHA)・エイコサペンタエン酸(EPA)

赤ワイン➡ポリフェノール

DHAてよく聞きますよね。

赤ワイン!?じゃ、チーズと最高じゃないですか^^

【食事として採るには問題がないわけで^^】

サプリや飲料としての開発には時間がかかるとしても、普通の食べ物ですから普段の食事には採り込んでいけるわけで…

 

今日からでも、全体の食事のバランスは崩さないよう気を付けながら、上手く採りいれていきましょう。

【ところで】

昨日、ブログを見てくれた行きつけのBARのマスターがメールをくれました。

みなさんが近くのスーパーなどで買いやすい、カマンベールチーズの中で美味しいのは「明治十勝の切れているタイプペッパー入り」だそうですよ^^

 

 ちょっと見つける事が出来ませんでしたが、これのペッパーが入っているタイプの事だと思います。

 

チーズと言えばフランスですね。実は昨日フランスはパリではてなブログを書いている方が読んでくれたみたいで、レスポンスをくれました。

このブログ、お洒落なチーズを使った食事の参考になると思います。

すごく、きれいなブログです。

kotorio.hatenablog.com

パリの人が見てくれるって、やっぱりインターネットてすごい!

 

では、今日はここまで^^/

by Oshobu~