介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護、自宅での最後「在宅みとり」について考える。

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2016年7月11日

(2016.11.11 再編集、加筆・訂正)

 

おはようございます。

昨夜は、ブログ100日達成!と言う事ですこーし飲みすぎました^^;頭痛…

仕事に、行かないといけないのに!(馬鹿だな~)

 

さて、今日のテーマですが「介護、自宅での最後「在宅みとり」について考える。」にさせて頂きました。

 

母の在宅介護の時は本当に大変で、「早く神様が母を迎えに来ないかな」なんて親不孝な事を考えてしまった時期もありました。

今は、特養にお世話になっているのでそのような心の乱れはありません。

 

母はこのまま行くと、施設か病院で最後を迎えます。

【在宅死の割合】

死亡者のうち、医師の死亡確認場所が自宅だった人の割合を示します。

例えば、ずーと自宅で介護をしていたけど亡くなり際は病院だったはカウントされていません。

 

変な話、事故・自殺・殺人などで亡くなっても、医師による死亡確認場所が自宅ならカウントされます。

厚生労働省の人口動態統計を元に集計されています。

 

で、1990年代後半から在宅死は10%台で推移しているそうです。

ちなみに、スウェーデンは約50%だそうですから、国々での様相の異なりの幅は大きそうですね。

【読者様はどうお考えでしょうか?】

実は、自宅で最後が迎えられるよう国が「在宅みとり」を推進しています。

知っていましたか?恥ずかしながら私、全然知らなかった^^;

 

で、今回厚生労働省が公表した全市区町村別の集計により、在宅死の割合に地域差がすごくある事が話題になっています。

 

まず、死亡場所の全体像から(死亡場所全国平均)

  • 自宅     12.8%
  • 病院     75.2%
  • 他(施設など)12.0%

※病院がほとんどですね。私には違和感が無いのですが、これではイケナイと言う事でしょうか?

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次に在宅死の地域差について

※う~ん、なるほど確かに地域差は激しいですね。

【在宅みとりに取り組む、医師や看護師が沢山いる!】

興味が沸いてきたので、少し調べました。

やっぱり、こう言う事って関係者の努力の賜物なのですね。

 

在宅みとりを増やすには、訪問診療の充実が不可欠です。それには365日24時間体制ですよ。これ、簡単な事ではない!(真の思いがないと無理!)

 

医師と看護師が連携して、地域が大きな病院のイメージだそうです。

 【課題は山積み】

背景は一つではありません。家で最後を迎えたいとの思いをかなえる為に努力してくれる医師・看護師がいる一方、寝たきりになっても近くに病院や施設が無いため在宅みとりしか選択がなく、地域の医師や看護師が無理をして診ている地域もあります。

 

本人が満足出来る環境でみとれる・家族が満足する環境でみとれる、この違いもあるかもしれません。

 

このブログでも、機会をみて考え続けていきたいと思います。

【父に聞いてみようかな?】

聞き方を気をつけないとね。

「なぁ、どこで死にたい?」では怒るだろうな^^;

それでは今日はこんな処で。

   byおしょぶ~

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