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2016年5月6日
おはようございます。
GWも終わりましたね。8日までGWだよと言う大手にお勤めの方もいらっしゃるとは思いますが。
サザエさん症候群にかかっていませんか?^^
さて、今日は少し重い話ですが、お付き合い下さい。
【成年後見利用促進法】
成年後見促進法が成立 「自己決定権を侵害の恐れ」
認知症や知的障害、精神障害などで判断能力が不十分な人を支援する「成年後見制度」の利用を促進する法律が八日の衆院本会議で自民、民進、公明各党などの賛成多数で可決、成立した。認知症高齢者らの増加に対応し、担い手確保のため市民の後見人を育成するほか、選任する家庭裁判所の監督体制を強化する。
出典:東京新聞2016年4月8日 夕刊
この法律が成立したことを、知らない方も多いと思います。
成年後見人の選任については過去記事で書いていますので、まだ読んでない方・復習する方は下記の記事を見てください。
masaru-masaru-3889.hatenablog.com
出典:東京新聞2016年4月8日 夕刊
人材確保を強化・関係機関の監督強化は評価できます。
後見人の権限拡大は、諸刃の剣のように思います。
いまでも、後見人(弁護士や司法書士等)による、被後見人の財産の着服・横領が増えています。(全体から見れば小数と信じていますが…)
【手術などの代諾権限】
この問題が一番重たいと思います。
私の母が脳梗塞で入院したとき、先生に呼び出されました。
内容は、簡潔に書くと手術をして延命さすか、何もしないで天命をまつか決断してくれとの事です。延命の場合は植物人間に近い状態になるとの事。
※この詳しいことは、また機会を設けて書きますね。
母も父も認知症ですから、代諾権限のある私に病院は判断を即すしかありません。
では、これが弁護士等の他人なら、どうでしょう?
身寄りがなければ仕方ない。←その通りですね。
今回あなたに考えて欲しいのは、被介護者の基本とする考え方を理解している、周りの人を増やしておいて欲しいのです。
- 葬式に対する考え方
- 確立や予後が悪い手術に対する考え方
- 臓器提供などに対する考え方
- 財産分与に対する考え方
- 大事なものの在処・処理に対する考え方
変な話ですが、被介護者より介護者が不慮の事故などで、先に亡くなる場合もあるわけです。可能な方はその時に、後を継げる人をつくっておいてくださいね。
さて、今日はこんな処で。
byおしょぶ~