介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

成年後見制度の「欠格条項」を削除…

2018.01.19

 

今日のテーマは「成年後見制度の『欠格条項』を削除…」でお送りします。

知的障害や認知症などで、成年後見制度を利用した人が公務員などの資格を失う「欠格条項」を見直す法案の概要が、1月18日明らかになりました。

 

政府は1月22日召集の通常国会に、法案を提出する考えです。3月に閣議決定・会期内成立を目指します。

 

「なんのこっちゃ?」と言う人も多いと思います。成年後見制度は判断能力が不十分な人の権利を守るため、家族や司法書士らが「後見人」「保佐人」となり、財産管理などを行う制度です。

 

「欠格条項」は制度を利用すると公務員や保育士などになれない規定で、国家公務員法など180の法律に設けられています。欠格条項があるため仕事を辞めざるを得なくなったりするため、成年後見制度の利用をためらう要因になっていると言う指摘が、以前から出ていました。

 

つまり各人個別の、いろんな程度問題は置いておいて、一律に排除するのは差別につながると言う判断ですね。その仕事に就けるか?その資格を与える事が出来るかは、個人の個人の能力を個別判断して結果を出すべきで、後見制度を利用した人を一律に排除しないと言うことですね^^

 

うん、例えば認知症と言っても程度は様々ですから、決めつけの不利益は良くないですね。ただ、何か問題はないかしっかり国会で議論の上、仕上げて頂きたいです。

では、また明日です。by Oshobu~