介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

成年後見人は誰がなるのが正しいのか?…それも大事だけどチェック機能がもっと大事

2019.03.19

 

今回のテーマは…成年後見人は誰がなるのが正しいのか?…それも大事だけどチェック機能がもっと大事でお送りします。

報道によりますと、3月18日に開かれた「成年後見人制度」の利用促進をはかる国の専門家会議で、最高裁が次の様な考え方を示しました。

 

「身近な親族を選任する事が望ましい」

(*‘ω‘ *)ふつうじゃん!(笑)

 

まぁ、これ背景がありまして過去に成年後見人になった親族が、その人のお金に手をつけたり、何かの判断を自分に都合の良いようにしたり…つまり不正が横行したためなんです。

それを受けて、親族の不正を防ぐため、ここ最近は弁護士ら専門家を選任する流れになっていたんですね。その結果…

 

  • 制度の利用が進まない
  • 専門家でも不正をする人がいる

そうなんですよね。別に親族だから不正をするわけではなく、「不正をする人だから不正する」わけで、専門家の不正は知識があるだけに「余計やらしい(苦笑)」です。

 

要は「性善説」運営ではなく、チェック機能を強化した方がよくないでしょうか?

また、家庭裁判所がダレを選任するか決めるわけですが「不服申し立て」が出来ないのもちょっと制度として足りないのでは?ないでしょうか。

 

議論を見守って行きたいと思います。

では、また次回です。by Oshobu~

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