介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

介護を一人で抱え込むな!認知症の母90歳を暴行死の女性に執行猶予判決!

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2017.11.29

 

今日のテーマは「介護を一人で抱え込むな!認知症の母90歳を暴行死の女性に執行猶予判決!」でお送りします。

11月27日にある事件の判決が出ました。懲役3年・執行猶予5年です。

 

6月27日の午前1時ごろ、認知症の母(当時90)の言動に腹をたて、娘(62)が拳で殴って死なせてしまいました。罪状は「傷害致死罪」となっていますので、検察が起訴する段階で「殺意」は無いとされていると言う事ですね。

 

自分はいま両親の介護中ですから、なんとなくそうなって行く過程が想像できます。と言って、介護に追い詰められて親に手をあげる事を、肯定する気はないですよ…

ただね、厳しいわ。

 

長年認知症の母を介護して来て、本人も62歳ですからあと3年で高齢者の仲間入りと言うところで不安でいっぱいだったと思います。食事を用意しても食べてもらえず、心ない言葉を浴びせられた事が、今回の引き金になりました。

 

これね、恐らくその日だけではなく、毎日のように言われていたと思います。もう娘と認識出来ていたかも怪しい。「だれか知らない人が、気にくわない食事をつくって無理やり食べさそうとする」なんて、この母親は思っていたかも知れません。そりゃ、心無い言葉も出ますね。

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驚いたのは検察側の主張です。「介護の事情は動機に影響せず、直前の飲酒が理由で怒りを抑えられなかった」としています。

この検察官は介護をした事ないんだろうな~当然ですが、この主張は裁判官に退けられています。

 

「お酒が怒りを抑えるブレーキを弱めた」と言うのはその通りだと思いますが、動機に介護が影響していないわけがない!とわたしは確信しますね。

その上で、ストレスから逃げるための飲酒ではないでしょうか?

 

とにかく一人で抱えない事です。わたしは一人っ子ですから、抱え込みがちになるのでよくケアマネージャーさんや、公共の窓口に相談しています。

大阪地裁の村越裁判長は被告に「介護は周りの人や社会も考えなければならない問題だ。自分が出来る事を考えて生きてください」と説論しています。

 

では、また明日です。

by Oshobu~