介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

アルツハイマー病の病変が出てから、周りが気づくまで20年と言う話。

2018.01.15

 

この話は、個人差がありますのでそのつもりでお読みください。

今日のテーマは「アルツハイマー病の病変が出てから、周りが気づくまで20年と言う話」でお送りします。

 

アルツハイマー認知症は、その病変が出てからかなりゆっくり病気が進みます。ほとんどの場合、周りの人が「あれ?最近おかしいな…」みたいな感じで、病院に連れて行くわけです。わたしの母も父もそうでした。その時には、もう病変が出てから、20年以上が経っている場合が多いです。

 

本人は自分が認知症になっている事には、否定的で特に母を病院に連れて行くときは苦労したのを覚えています。ただ、わたしが母を病院に連れて行こうと考えた時は、もうかなりおかしかったですけどね…^^;

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ただその反省もあり、父は早めに連れていったので母より進行が遅いです。(まぁ、それが理由かは分かりませんが…)

 

でね、普通の状態で周りが気が付くおかしさが出ている場合、診察に連れて行ってもすでにアルツハイマー認知症なんです。で、このブログの読者様(特に高齢者の家族)には、かなり気をつけての見守りをお願いしたいのです。

 

と言うのも、かなり気をつけて観察していれば、MCI(軽度認知障害)の段階で見つける事が出来るかも知れないからです。認知症は今のところ、不治の病です。認知機能の低下が見られるものの病的ではない、グレーゾーンの状態であるMCIの段階なら、正しく対処すれば、認知症へ進行するのを防げる可能性があります。

 

20年と言う数字を考えれば、筆者の50代でMCIは十分考えられます。いま両親のW介護中のわたしがボケるわけには行きませんので、自分の事も観察を怠らないつもりです。では、また明日です。

 

by Oshobu~