2019.06.09
もう古い話で、言い回しまでは忘れたが、小学校時代の恩師が教えてくれた。
いいかおしょぶ~…人と他の動物の大きな違いは「学習」する事が出来る事だ。失敗に学び・仮説を検証し、成長していくのが人間だ…と。
今回のテーマは「【札幌2歳女児衰弱死】児童相談所の学びの無さが悲しい…」でお送りします。
もうこの事件の事は読者の皆さんもご存知でしょう。
報道によりますと、6月6日までに娘(2)に暴行したとして、傷害の疑いで母親(21)と交際相手の男(24)逮捕された事件です。
娘さんは残念ですが、病院で死亡が確認されました。直接の死因はなんと「衰弱死」です。十分に栄養が与えられていなかった疑いと、身体に複数のあざが確認されています。
これね、児相はいろいろ説明していますが、「虐待通告後48時間以内に安全確認が出来ない場合立ち入り調査をする」と言う決まりを守っていない・リスクアセスメントシートも作成していないでは…全て言い訳ですね。
通告から日にちが経ってしまって、虐待の傷が癒えて、あまり目立たなくなったころやっと面会して、虐待の事実はない…とか言っているので、お気楽なものです。
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色んな事が分かって来ましたが…
- 女児は2歳児の平均体重の半分しかなかった
- 煙草を押し付けた跡がある
- 強く殴られたあざが頭・顔・背中に集中
こう言う表現すると怒られるかも知れませんが、これなら育児放棄して早期に施設に入れてくれた方がまだマシです。だれが、2歳の子に根性焼きしますか?
オマケに児相は、道警から5月13日夜と5月15日に面会同行の要請を断っています。
理由は…
- 当直の態勢がない
- 他の緊急事案対応中
これが、適正な断る理由になるかは、わたしは判断出来ませんので、事実のみお伝えします。
で、警察は5月15日に面会出来ましたが、通告から3日経っているので、傷が癒えていたのでしょう。「負傷の程度から虐待が心配される状況ではない」と児相に報告しています。
以降、なんと児相は接触を図るのをやめてしまいました。その理由が…
「関係機関として警察に絶大な信頼があったため任せてしまった」
専門機関はどっちなんだ!?
過去に児相の認識の甘さで、多くの悲しい事件が起きています。
児相は、そろそろ組織として学んで欲しい。
では、また次回です。by おしょぶ~
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