介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

「コロナが怖いから家に来るな」で、死後2カ月後発見の80代男性の話。コロナだから親に会えないは解るが連絡は小まめに!※気になるニュース

2021.06.17

 

読者様におかれては、日々の感染拡大防止生活ご苦労様です。

 

今回も、気になるニュースを共有したいのですが、「え!?」とは思うものの、今だから起こりがちな事案です。

 

親などの身内の方が、ご高齢であっても離れれて暮らしている方は多いでしょう。

特に、その方がまぁまぁ健康な状態なら、よくある事です。

 

※参考記事↓

 

news.yahoo.co.jp

 

「コロナが怖いから、家に来るな」

 離れて住む息子2人にこう告げていた元ラーメン店主の80歳代男性は今年3月18日、大阪府枚方市の自宅2階の寝室で死亡しているのが見つかった。死因は不明だが、死後約2か月たっていたとみられる。

※引用元

https://news.yahoo.co.jp/articles/174acb8642c59a4147f6bf974848ae4d87cde403

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自宅の和室にはトイレットペーパーが30袋超。台所にはカップ麺などの食料品が入った段ボール10箱以上が積まれていたと言う事ですから、完全に社会と断絶状態で、しかも食生活が良くない事が想像できます。

 

詳しくは、記事を読んで頂くとして、記事にもありますが現在「民生委員らの見守り活動」もコロナで、やりにくい状況なんですね。

 

ですから、公共に頼り切りでは、離れた高齢家族の異変を見逃してしまいます。

 

この息子さん方を責める気なんてサラサラないのですが、今は色々工夫すれば「離れた高齢家族の様子」を見る手は多数ありますよね。

 

メールやLINEなんて言うのは、80歳の高齢者には酷ですから、何日に一度電話をかけるのが現実的かと思いますが…

 

  • 定点観測のカメラを設置してご家族はスマホ確認するとか
  • ポットが使われているか?情報を送ってくれるサービス
  • 費用は高いですが、警備会社に訪問してもらうサービス

もっと色々あると思います。

でも、電話を定期的かけるのが一番安いし確実。

 

※解ります。自分も高齢の父とのやり取りに「辟易」しているので、話す話題もないし正直面倒くさいと言う感情は…

 

そこは割り切って「安全確認の為に電話した。元気な声を聴けて安心したわ」ぐらいの会話で、1分ほどの時間で十分です。

 

あとは、食べているものを聞いて、ちょっと栄養的にマシなものを宅配してあげるとより良いでしょう。

 

コロナ禍の間だけでも、コンタクトの頻度を上げて頂けたら幸いです。

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