2018.02.10
詳しいわけではありませんが、朝起きて洗面台で舌をべろ~(笑)
白かったりすると、「あれ?胃が荒れているのかな」なんて分かって風な事を言っている筆者なのでありますが、あながち遠くないようです。
今回は中国の伝統医学を実践する「中医師」の幸井俊高(こういとしたか)さんが、神戸新聞に寄稿されておりましたので、参考に書いて行きたいと思います。
◆体内の異変はなんらかの形で体表に現れる
中医学では、人体をつながったひとつの有機体と捉える考え方があります。よって、身体の中の異変はなんらかの形で体表に現れるとなるわけです。
検査の技術・器具・機械がなかった時代から中医学はありました。目で確認する診断法が発達していました。
顔色・つめの状態などですが、特に重要視されていたのが「舌」です。舌観察する、診断法「舌診(ぜっしん)」です。
◆主な見方
わたしたち一般人でも分かりやすい事を、書かせて頂きます。
健康な舌は、全体が淡い赤色で柔軟性があります。また、「舌苔(ぜったい)」は白く、薄く全体に付着し、適度な湿り気があります。
- 熱があれば赤くなる
- 疲れていたらむくむ
- 体力が落ちていると、縁に歯形が残る
- 消化不良なら舌苔が多くなる
いかがですか?筆者は「縁に歯形が残る」が当てはまるので、体力が落ちていると言う可能性があるのですが、思い当たるのです(苦笑)
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◆セルフチェックのポイント
まず大前提として、個人差がある事は理解しておいてください。その上でチェックのポイントですが…
- 起床直後行う
- 同じ照明の下で行う
- 舌の力を抜いて自然に出す
舌は食べ物・飲み物の影響を非常に受けやすいので、起床後すぐチェックを行いましょう。毎日同じ場所で同じ照明の下で行い、正確に舌の色の変化などをみましょう。
最終判断は、もちろん専門医に診てもらいましょう。何か異変に気が付けば、かかりつけ医などにご相談下さい。
※最後に先生からのワンポイントアドバイス!
舌の表面は粘膜であり、舌苔は悪いものではないので、必要以上に強くこすらない方が良いそうですよ!^^
では、また明日です。by Oshobu~
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