2018.02.14
いまから書く事は医学的根拠の話ではなく、息子として認知症になった両親を見てきて感じた事です。いまは二人とも立派な認知症(苦笑)なんですが、母は歳のわりに早くボケが進みました。
母はボケていて、父は正常もしくはMCI(認知症予備軍)の時代が数年ありました。この違いの原因の一つは「オシャレ心」の違いではないか?と思っています。
父は若い頃に事業に失敗してから、アパレルメーカーの「オンワード樫山」に拾ってもらい定年まで勤めあげました。
ずっと百貨店のオーダースーツ売り場を任されて現場でやっていたわけですが、父はミシンどころか生地からパターンをひいてスーツを一から作れる人です^^
まぁそれを百貨店でやるわけではないですが、一から出来る人がお客様の身体に合わせてのオーダースーツの提案は説得力があったようで、好成績だったと聞いています。
定年後も出かける度に、上から下までコーディネートを自分でするわけです。帽子も何種類かを使い分けていましたね^^
ところが母は、若い頃からあまりオシャレとは言い難い女性で、定年を機にひどくなって行きました^^;やっぱり人は見られないとダメですね。
極端な話、「どんな格好でも良い」人に母はなってしまいました。息子のわたしがそう感じるようになってから、ボケるまで早かったように思います。
わたし自身、広島の福山に単身で転勤していたので、本当にボケて行く様はリアルで見ていないのですが、ケアマネージャーから「もうダメです」と呼び帰されて実家に帰った時は母は別人でした…
スポンサーリンク
ちょっと寄り道が過ぎましたが、今日のテーマは「高齢者むけ美容ボランティア!高齢者に化粧を施す活動…」でお送りします。
何が言いたいかと言うと、ボケ予防には「化粧」とか「オシャレ」がひと役買いますよ~と言う事です^^
「きれい」とか「カッコイイ」とか「若く見える」とか言われるのは、高齢者でも大変うれしいそうです。NPO法人「プラチナ美容塾」は2014年から、通所介護施設などで高齢者に化粧を施すボランティア活動をしています。
その効果は明らかで、明るく元気になるそうです。ある86歳の女性はデイサービスで化粧をしてもらうと「帰り道が楽しみでウキウキするそうです」^^
やっぱり人(特に女性)は人に見られてなんぼ!ではないでしょうか。
眉毛を整えたり、マニュキアをぬるだけでウットリしてきます。その効果は見た目だけでなく、おしゃべりが弾む=施設内コミュニケーションが円滑に行われると言うおまけつきです。
筆者は50代なんですが、清潔感とオシャレ心を失わないようにしたいと思います。
では、また明日です。by Oshobu~
スポンサーリンク