介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

特養職員に週休3日制を導入!人材確保へ…「ローズガーデン甲子園」例

2017.10.10

 

本当ですか?と聞き直したくなりますが景気が良いそうです。戦後2番目に長い「いざなぎ景気」を抜かして現状が戦後2番目に長い景気拡大期間になったそうです。

 

となると、人気のない職種の人手不足が余計に深刻になってきます。

今日のテーマは「特養職員に週休3日制を導入!人材確保へ…ローズガーデン甲子園例」でお送りします。

 

兵庫県西宮市に「ローズガーデン甲子園」と言う特別養護老人ホームがあります。

特養75床・ケアハウス20床の規模の組織です。非常勤を含め45人の職員が働いています。

 

今までの勤務体制は、早出・遅出・夜勤の3交代制でした。

施設長曰く、「常に人手不足が悩みであったと…」

そこで新しく打ち出したのが週休3日制です。一週間の労働時間は変更しませんが、振り分けるため1日の労働時間増もそんなに増えないとの事。

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これなぜ一週間の労働時間はそのままかと言うと、給料を下げない為です。よくあるのが、休日や残業が世間並になったら手取りが減って生活出来なくなった!なんて話です。

 

従業員には大変好評で、一日の負担が増えたデメリットより休日が増えたメリットを感じる人が多いとか。

  • むしろ時間に追われなくなった
  • 残業が結果的に減っている
  • 体調管理がしやすくなった
  • 家族との時間がとれるようになった
  • 職場の愚痴が減った
  • 制度開始から人員が10名増えた
  • ベッドの稼働率が75%から100

( ゚Д゚)びっくりするくらいの効果ですね。

政府の動きを待つより、知恵を絞れか…

では、また明日です。

by Oshobu~