2017.10.05
今日のテーマは「精神科隔離1万人突破に思う事…」でお送りします。
このブログは介護の事以外に、健康関連…つまり病気の事も書いているのですが、今日はちょっとハードな内容になります。
精神病院で手足をベッドにくくりつける「身体拘束」や施錠された保護室に隔離する入院患者が2014年度にいずれも過去最高を更新して、初めて1万人を突破した事が厚生労働省に集計でわかりました。
「精神保健福祉法」と言うのがあります。
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(せいしんほけんおよびせいしんしょうがいしゃふくしにかんするほうりつ、昭和25年5月1日法律第123号)は、精神保健と精神障害者福祉について規定した日本の法律である。精神保健福祉法と略される。
目的は、精神障害者の医療・保護、その社会復帰の促進・自立と社会経済活動への参加の促進のための必要な援助、その発生の予防その他国民の精神的健康の保持及び増進により、精神障害者の福祉の増進・国民の精神保健の向上を図ることにある(法1条)。
当初の名称は「精神衛生法」で、1988年7月施行の精神衛生法等の一部を改正する法律(昭和62年9月26日法律第98号)により「精神保健法」に、1995年7月施行の精神保健法の一部を改正する法律(平成7年5月19日法律第94号)により「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」に改める。
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その精神福祉法で、患者が自ら傷つける恐れ(つまり自傷ですね)がある場合、指定医の判断のもと拘束や隔離が認められています。
で、これずっと人権侵害の問題がつきまとうのです。
ただそれを言う人が、その方々の世話をするわけではないので、筆者としては「無責任な人権派」と心の中で呼んでいます。
わたしの父が高度な認知症なのですが、身体が元気なので情緒が不安定な時は抑えが効かず、暴力を振るいたくなる感情を抑えるのに苦労します。
その時、縛り付ける事が頭に浮かびますからね…
実際精神を病んでいる方を診ているスタッフは、その方の自傷問題と自分の身を守るためにもやらざるを得ないと思います。
残念ですが…それが現実です。
では、また明日です。
by Oshobu~