2017.09.28
今日のテーマは「男性の肺がん検診50%越え!がん対策推進基本計画目標達成」でお送りします。
◆がん対策推進基本計画
厚生労働省は、死亡率を下げる科学的根拠があるとして、「肺がん」「胃がん」「大腸がん」「子宮頸がん」「乳がん」の各検診において、対象や方法を定めた上で受診を推奨しています。
また、「がん対策推進基本計画目標」として各受診率を50%まで引き上げる事を、閣議決定しているのです。
◆男性の肺がん検診50%越え
厚生労働省が2016年に実施しました、国民生活基礎調査によりますと、がん検診を過去一年間に受けた40~69歳の男性の中で「肺がん検診」の受診率が初めて50%を超え、51.0%となりました。(女性41.7%)
初の「がん対策推進基本計画目標」の達成ですね^^パチパチパチパチ
肺がんは大変痛いがんとして知られています。わたしの元上司が肺がんで亡くなりましたが、最後の方は見ていられませんでしたね。
わたしも今はタバコを吸っていませんが、過去にかなり吸っていたので気になっているがんのひとつですね。幸い、過去の健康診断ではレントゲンによる影の確認とかはありませんが、レントゲン診断はあまり精度が高いとは言えませんからね…苦笑
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◆気になる女性の低受診率
さて、他のがんの受診率を見て行きましょう。
●胃がん
男性 46.4%
女性 35.6%
●大腸がん
男性 44.5%
女性 38.5%
※女性の乳がんと子宮頸がんは、2年に一回の受診が推奨されています。過去2年間に受けた人の割合を算出し、そのうち子宮頸がんについては、受診推奨年齢が20歳~ですので、20~69歳の受診率になっています。
●乳がん 44.9%
●子宮頸がん 42.4%
※国民健康調査では3年に一回、がん検診について調べていますが、その調査でも女性の方が一貫して受診率が低いです。
う~ん汗、これは気になりますね。女性が検診を受けにくい社会的背景がないか考えて行かないといけませんね。もし有るなら、環境整備が必要ですね。
では、また明日です。
by Oshobu~