2017.05.26
今日のテーマは「介護保険サービス利用料、 現役並み所得者3割負担に!」でお送りします。
何度か途中経過をお伝えして来ましたが、とうとう成立の運びのようです。
介護保険における自己負担ですが、現役世代並みの所得がある人の負担割合を3割に上げる介護保険法などの改正案が25日、参院厚生労働委員会で自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数で可決されました。今日26日の参院本会議で成立する見通しです。
これについては筆者は、話が出て来た時から賛成の立場です。高齢化で急増する介護費用と現状の財政難を考えると、余裕のある高齢者の方にある程度の、負担をお願いして本当に困っている方にしっかり届く、制度維持が必要との考えです。
介護保険サービスの利用料の自己負担は、原則1割です2015年8月からは、単身世帯なら年金などの所得が年280万円以上など「一定の所得のある人」は2割になっています。3割負担は、単身世帯なら年金などの所得が年340万円以上などの「現役世代並みの所得の人」で、来年8月から引き上げられます。
対象は利用者の3%の約12万人と見込まれていまして、全体から見れば大きくありません。心苦しいですが^^;高齢者でも現役並みの所得がある方は、言わば経済的成功者と言えます。今回の法改正で、現役の高所得者も保険料があがりますので、理解して頂きたいです。
別に政府の回し者ではございません(笑)
では、また明日です。
by Oshobu~