介護の道も一歩から 

介護のことを中心に、高齢問題・福祉・老後準備、それに纏わる時事を書いています。

若年性認知症患者の就労問題。8割が自主退職か解雇に追い込まれています②

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2017.01.22

 

こんにちは。

昨日の続きです。

【若年性認知症の現状】

若年性認知症は65歳未満での発症を指すわけですが、厚労省の2014年の調査では発症の平均は51.3歳だそうです。

 

51歳か~若いな。まだ学生のお子さんが居てもおかしくないね。困るだろうね。

ちょっと、予防なんかも調べて記事にしていきますね。

 

調査は15府県の2129人が回答してくれています。就労経験が確認出来た方のうち71%が定年前に自主退社、8%が解雇されています。

 

うーん、これは自主退社だけどその様に仕向けてくるんだろうね。まぁ、経営側の立場も理解は出来る。大手ならいいけど、中小なら抱えておける体力が無いもんね。


障害者の雇用も40歳を越えると、ぐっと減る傾向にあり、発症時点ですでに50越えですから、厳しいですね。

【制度も一工夫がいる】

国も色々制度は考えてくれていますが、例えば精神障がい者福祉手帳の場合初診日から半年経たないと発行されません。その間に症状が進む事もあるだろうし、経営側も助成金なしだし、労使とも待てない!のが現状です。

 

もちろん、この半年には意味があるのだろうけど、なんとかならないだろうか?

結局、作業所などの福祉的就労しかいまのところ道なしの感じです。

 

では、また明日です。

by Oshobu~