2018.12.13
あまりの内容に言葉がないです。
今日のテーマは「【介護殺人】殺されたお母さんの口座は481円・殺した息子の口座は805円・兄は餓死…本当に困っている人は直ぐに公共窓口へ!」でお送りします。
報道によりますと、茨城県石岡市で今年2月に介護中の認知症の母親を殺害したとして、殺人罪に問われた次男(58)に対する初公判が12月10日、水戸地裁で開かれました。次男は起訴内容を認めており12月14日に判決が出るようです。
ここから書く事は、この次男を擁護する目的ではありません。ありませんが…もう少し何とかならなかったのかな~と言う想いで書きます。
起訴状によりますと、2月26日午前5時ごろ、同市の自宅内でお母さん(当時86歳)の首を両手で絞め、窒息死させたとなっています。
殺害後、次男は近くの交番に自首しました。その後、別の部屋で長男(当時59歳)が遺体が見つかっていますが、なんと!事件前に餓死していたのです。
当然、これは次男の罪ではありません…
毎日新聞の記者の方が10回以上、この次男と面会しているんですね。
それによると、お母さんは2013年に認知症と診断されています。その後、長男と一緒に介護をしてきましたが、症状が進み次男は昨年の夏に「介護退職」したようです。
そこから急速に貧困が進んだようです。報道からは読み取れませんでしたが、ひょっとしたら先に長男も仕事を辞めたのかも知れませんね。
記事タイトルにも書きましたが、事件当時「お母さんの口座は481円・息子の口座は805円しかなく、しかも別の部屋で兄は餓死していた」事になります。
わたしの母もその頃、認知症を発症しています。その後、かなり経ってからですが一度「介護退職」しました。で、父も認知症に…何も策を講じなければわたしにも起こりえた事だと思います。
「情報弱者」だったのか、「世間体」だったのか…もっと何かわたしの想像を超えた理由があったのか?報道からは読み取れませんでしたが、どうか!いま本当に困っているなら遠慮しないで公共の窓口へ行って下さい。
餓死する・殺人を犯す…までにはならないはずです。
では、また明日です。 by Oshobu~
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