介護の道も一歩から 

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若年性認知症患者の就労問題。8割が自主退職か解雇に追い込まれています。

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2017年01月22日

 

こんばんは。

めずらしく、夜更新となってしまいました。

今日のテーマは「若年性認知症患者の就労問題。8割が自主退職か解雇に追い込まれています」でお送りします。

 

【若年性認知症

認知症は高齢者だけが患うものではなく、若い世代でも認知症になる事があります。64歳以下の人が認知症と診断されると、若年性認知症と呼ばれるようになります。物忘れが出始め、仕事や生活に支障をきたすようになっても、まだ若いという思いで認知症であるとは気付かなかったり、病院で診察を受けても、うつ病更年期障害などと間違われることもあり、診断までに時間がかかってしまうケースが多く見られます。

引用元\ https://info.ninchisho.net/

怖いですね。いま認知症の父と暮らしていますが、とても就労は無理と感じますので働き盛りで罹患すると大変そうです。

 

厚生労働省の2014年の調査によると、若年性認知症を発症した人の約8割が、自主退職か解雇で職を失っていました。国は障がい者の雇用促進制度を活用した就労継続支援を掲げていますが、あまり上手くいっていないようです。

【患者本人の抵抗感】

患者が障がい者手帳を取得すれば、企業の障がい者枠で働いたり、作業所を利用したり出来ますし、企業側からみても助成金が得られるので良いのですが、制度自体の認知度が低いのと、本人らの抵抗感が強く手帳の申請は40%ほどです。

 

わかる。わかりますね。「本人ら」と書きましたが、家族も戸惑うことでしょう。

なにせ、若くて認知症と言われても世間体を気にする人もいるでしょうしね…

※若年性認知症の話、続けて書きたいと思います。今日はここまでです。

 

では、また明日です。

by Oshobu~