2017.01.21
こんにちは。
今日のテーマは「避難者名簿、統一様式に!(兵庫県の話題)」でお送りします。
地震・台風・大火事など、災害は無いに越したことはありませんが、備えは必要です。特に地震は日本列島の地球上の位置からして、避けれないそうです。
各関係者によって、知恵が絞られ災害の大きさから対比すれば、ずいぶん被害が抑えられてきました。関係者の努力に頭が下がります。
また、まだまだ工夫の余地があるのも事実で、今回は避難名簿の話です。
【バラバラだった避難者名簿】
今回は兵庫県の話で、すでに導入済の都道府県もある事と思います。
兵庫県の市町村では、今まで避難者名簿の書き方が不揃いで、必要な重要な情報が関係者に認識されない危険性がありました。
障害・要介護・持病・病気中・妊娠中など、特に避難所で配慮されるべき情報の共有がスムーズに行われないと、最悪対象者を死に追い込む事になります。
【東日本大震災の教訓】
東日本大震災では、高齢者・障がい者・妊婦・乳幼児等の要配慮者が、避難所生活を続ける事が出来ず、あの余震の中自宅に帰らなければならなくなった事が、反省として残りました。この為、内閣府は避難者名簿で要配慮者を把握出来るようにする事を、都道府県に要請しています。
そこで、兵庫県は必要な災害弱者の情報がすべてチェック出来る様式の統一に乗り出します。
名簿は2種類作る予定で、災害発生直後の混乱時に〇やレ点で災害弱者情報が記入できる簡易版と、落ち着いてから身体情報や必要な薬などの詳しい情報が記入出来る詳細ばんです。
なるほど…日本人は本当にこう言う良い細かさがありますね。
うん。是非是非知恵を出し合って良いものを作って頂きたいです^^
では、また明日です。
by Oshobu~