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2016年8月6日
(2016.11.15再編集、加筆・訂正)
おはようございます。
大変残念で、しかも防げた事故のニュースです!
【基本作業を怠ると大変な事になる】
<高齢者死亡>リフト式入浴で大やけど 職員温度確かめず
4日午後1時40分ごろ、和歌山市中島の老人ホーム「あかり苑中島」の職員から、「入所者がやけどした」と119番通報があった。消防が駆けつけたところ、入所者の深谷マサコさん(97)が広範囲にやけどを負い、同日夜に病院で死亡した。和歌山県警和歌山東署は司法解剖をして死因などを調べ、業務上過失致死容疑で深谷さんを入浴させた男性職員(37)から事情を聴いている。(毎日新聞)
出典:ヤフーニュース
ヤフーで昨日の午後流れていましたので、見た方もいると思います。
大変残念ですね。お湯に被介護者を入れる前にお湯の温度を確かめれば、それだけでこの方が亡くなる事はなかったでしょう。
記事によると、通常はお湯に被介護者を入れる前に、手で温度をみるそうですが、今回担当した男性職員は肌が弱く手袋をはめていたと、言っているみたいです。
なら、温度計で計ればいいだけのことです。
【ヒューマンエラーはあるけれど】
誰にでもミスはありますが、それによってもたらされた結果が重大であれば、言い訳にはなりません。「結果責任」と言うやつです。
医師・レスキューなど直接的にわかりやすく命を預かる仕事は、この基本作業を飛ばさない意識は強いです。ただ間接的に命を預かっている仕事はこの意識が飛びやすい…
例えば、私の前職の飲食業は正にそれ!手を洗い忘れる・消毒を忘れる・賞味期限を守らない等で、食中毒がおきて死亡者が出ることもあります。
料理をする前に手を洗うって、基本中の基本作業だけどね。
【間接的に命を預かってる仕事けっこうあります】
私は今、マンション管理人をしています。平和そうな仕事ですが
下記の記事は、もう一つの雑記ブログで書いたものです。
osyobu-osyobu-3889.hatenadiary.jp
③リスクマネジメント
一見平和そうな、管理人の仕事…基本を怠ると大変な事になります。
マンホールを開けて作業をしています。通常作業中を示す囲いを置きます。
その上、ぜったい現場を離れない!基本中の基本です。
ところが、作業中を示すものも置かず現場を抜けました。
「すぐ帰って来るから」なんて思ったのでしょうか?
タイミングが悪いときは、そのちょっとの間に事故・事件が起きます!
小さなお子さんがマンホールに落ちての死亡事故になっています。
【危険察知は想像力】
車を運転していて、サッカーボールが転がって来たら「子供が飛び出して来るのでは?」とスピードを落としますよね!?あれです。
この基本作業を飛ばしたら、どうなる可能性があるのか?
みんなで気を付けていきましょう!
それでは今日はこんな処で。
byおしょぶ~